処方される薬の成分や効能について医師や薬剤師に聞いてみよう

心療内科で投薬治療を受ける際には、日々の生活に支障が出ないように、処方される薬の成分や効能について、主治医や薬剤師に詳しく聞くことが大切です。特に、抗不安薬や抗うつ剤など多数の薬を服用する場合には、身体に負担が掛かるリスクが高くなるため、診察の度に主治医と相談をしながら、適宜薬の量や種類を調節してもらうと良いでしょう。最近では、インフォームドコンセントの考え方を重視している心療内科のクリニックの数が増えており、薬の正しい飲み方や生活上の注意点について、診察時にしっかりと説明を受けることが可能です。なお、持病を抱えている人や、薬の成分でアレルギーを起こしたことがある人は、副作用の発生を防ぐために必ず主治医に伝えておくことが重要です。

睡眠導入剤を服用する時は翌日の生活の過ごし方に気を付けよう

不眠症の治療のために心療内科で処方された睡眠導入剤を服用する時には、翌日まで眠気が残ったり、集中力が切れたりすることがあります。そのため、特に日頃から車の運転をする人や、昼間に仕事をしている人は、危険が無いように治療中の生活の過ごし方について主治医にアドバイスをもらうことが大切です。また、重度の不眠症を抱えている場合には、症状が改善するまでに長い期間が掛かることがあるため、信頼できる医師のもとで無理のない治療計画を立てることがポイントです。その他、職業によってはドクターストップが掛かるケースもあり、クリニックと連絡を取りながら、様々な事態に臨機応変に対応できるよう心がけて生活を送ることが肝心です。